コーラル・トライアングルにおけるブルーカーボン生態系とその多面的サービスの包括的評価と保全戦略
体系的番号 |
JPMJSA1602 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1602 |
研究代表者 |
灘岡 和夫 東京工業大学, 環境・社会理工学院, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2022
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概要 | 新たな手法・枠組みに基づくブルーカーボン動態解明と生態系サービス評価 コーラル・トライアングルと呼ばれる生物多様性が極めて高い地域の中心に位置するフィリピンとインドネシアを対象に、沿岸生態系が蓄える炭素であるブルーカーボンに着目し、ブルーカーボン生態系が炭素を貯留・隔離する機能と変動過程を、革新的な統合モニタリング・モデリングシステムの開発等に基づいて評価・予測するとともに、生態系サービスの包括的な評価を行う。さらに、ネットワーク型広域モニタリングの持続的展開と人材育成機能を併せ持つ”Core-and-network”システムの構築等を行う。 「ブルーカーボン戦略」を策定・提言し、その実施体制を構築する さまざまな調査やモデル開発・分析等に基づいて、沿岸生態系の保全や回復力の強化がブルーカーボンの増強につながり、ひいては地球環境改善にも貢献するローカル・グローバル統合型戦略としての「ブルーカーボン戦略」を策定・提言するとともに、その実施体制を構築する。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |