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下水汚泥と食品廃棄物の共同処理による高度資源回収プロセスのための基盤技術開発とパイロット実証

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP 中国

研究代表者

宝田 恭之  群馬大学, 大学院理工学府, 教授

研究期間 (年度) 2016 – 2018
概要本研究は下水汚泥と食品廃棄物を共同処理し、バイオガス、バイオプラスチック、バイオチャーを回収する新規プロセスの開発とパイロットプラントによるフィージビリティスタディを目的とする。日本側は、プロセス確立のための基礎研究を担当し、(1)油脂からのPHA生産のための微生物解析、(2)食品廃棄物からのメタンガス生産、(3)下水汚泥の効率的バイオチャー転換および性能向上技術の検討、(4)トータルプロセスのシステム評価支援を担当する。中国側は、(1)油脂からのPHA転換技術開発、(2)食品廃棄物および下水汚泥廃水中有機成分からの高濃度メタン生産、(3)下水汚泥および消化汚泥からのバイオチャー生産とバイオチャーの吸着剤、苗床利用技術開発、(4)消化液からの窒素・リン回収、(5)パイロットプラントの建設、運転、評価、を担当する。本研究で日本と中国が交流を通じて相互的に取り組むことで、日本・中国だけでなく世界中で大量に発生しているにもかかわらず、有効に再利用されてこなかった下水汚泥や食品廃棄物などの都市有機廃棄物のリサイクルが格段に拡大することが期待される。
研究領域都市における環境問題または都市におけるエネルギー問題に関する研究

報告書

(4件)
  • 2018 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )
  • 2017 年次報告書 ( PDF )
  • 2016 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2017-03-22   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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