体系的番号 |
JPMJSC16C2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC16C2 |
研究代表者 |
大津 直子 東京農工大学, (連合)農学研究科(研究院), 准教授
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研究期間 (年度) |
2017 – 2021
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概要 | 本研究は、硫黄栄養や水環境が根粒菌とダイズの共生関係、ダイズ収量や品質に及ぼす影響をポッド試験及び圃場試験において明らかにし、さらにモデリングを利用して、各国の気象状況に適した水管理法や硫黄施肥法の確立を目指す。 具体的には、日本側は主にポッド試験を実施し、それぞれの国の土壌環境がダイズと根粒菌の共生に与える影響を解析し、各国のダイズ品種における硫黄欠乏や水ストレスに対する影響を比較する。これらの情報を基に、フランスの共同研究者がモデリングを行い、適切な肥培管理を提案する。更に、日本側が開発した深層施肥法を組み合わせ、ドイツ、トルコでの圃場試験で検証する。 日欧の研究チームが相互補完的に取り組むことにより、欧州および日本が直面している硫黄欠乏や水ストレスなど、さまざまな環境や土壌に対応できるダイズ栽培技術の発展に繋がることが期待される。
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研究領域 | 食料及びバイオマスの生産技術 |