体系的番号 |
JPMJSC16H3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC16H3 |
研究代表者 |
岡村 耕二 九州大学, 情報基盤研究開発センター, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2021
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概要 | IoT空間は、さまざまな情報の収集・解析を行い、そのフィードバックによって人々の生活に劇的な変化をもたらすところが着目されているが、それ故IoT空間に対するサイバーテロは国家的な問題となりうる。本提案は、現代・未来社会にとって重要な役割を果たすIoT空間の高度セキュリティ化を実現することにより「安全なIoTサイバー空間の実現」を目的とする。インド側はIoTデバイスやその通信におけるハードウェアセキュリティを、日本側はIoTデバイスから集められたデータの解析と、そのデータを扱う人的教育も含めたソフトウェアセキュリティに関する研究を行なう。本拠点事業では、九州大学とIIT-Delhiの連携によりさまざまなセキュリティの問題を国際的に扱い、最新鋭のサイバー演習装置を活用しながら、ハード・ソフトの部分を同時に解決していく。特にIoT空間を利用する人のリテラシも同時に向上させることができるため、真のIoT時代の早期到来が期待できる。
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