平成28年熊本地震による流動性地すべりの発生機構と不安定土砂の危険度評価〜日米共同研究による実態解明調査〜
研究代表者 |
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研究期間 (年度) |
2016
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概要 | 平成28年熊本地震ではM6.5の前震とM7.0の本震が28時間の間に連続して発生し、ともに最大震度7を記録した。これによって発生した地すべりや斜面崩壊は、宅地盛土、道路、堤防等のインフラに甚大な被害をもたらしただけではなく、多くの人命が失われた。これらの被害の実態を把握し、地すべり・斜面崩壊地域の危険度地図を作成するため、日米合同チームによる現地調査と共同研究を実施する。実施調査、資料の収集、現地資料の室内実験、被害データの分析・解析を行い、その結果に基づき日米で地すべり地域の危険度図を完成させ、その信頼性について議論し、今後の防災対策の提言を行う。
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研究領域 | 熊本地震 |