難分析核種の高感度分析のための多色イオン化光源の開発
体系的番号 |
JPMJSN16B2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSN16B2 |
研究責任者 |
坂本 哲夫 工学院大学, 先進工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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概要 | 福島原発事故により放出された放射性物質のうち、「難分析核種」の高感度分析のための多色イオン化光源を開発する。難分析核種はγ線ではなく、α線またはβ線を放出するが、その検出が困難となっている。これらは今後、環境中エアロゾルや廃炉作業に伴うダストとして発生し、吸入すると長期に渡り内部被曝が懸念されるため、環境中の動態解明が急務である。開発する多色イオン化光源は高繰り返し率・波長可変・多色発生が可能なことを最大の特長とし、これにより極めて選択性の高い核種選択イオン化・質量分析イメージングを世界に先駆けて実現する。
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