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空き家活用によるまちなか医療の展開とまちなみ景観の保全

研究課題

戦略的な研究開発の推進 社会技術研究開発事業

体系的番号 JPMJRX16E5
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJRX16E5

研究代表者

後藤 春彦  早稲田大学, 大学院創造理工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2016 – 2019
概要全国で空き家の増加が深刻な問題となっている。特に、重要伝統的建造物群保存地区(重伝建)では建築行為の制約などにより空き家が増え、まちなみの維持が困難になっている。一方、増加する高齢者の健康維持にとって、まちなかに出て人々との交流の機会を持ち続けることが重要であり、それにより高度医療への依存が減少することが期待される。 本プロジェクトでは、元気を失った歴史的なまちの社会関係資本を多世代の手によって再生し、「ひとも元気に、まちも元気に」の実現をめざす。具体的には、重伝建制度のルーツである奈良県橿原市今井町を舞台に、町内の空き家を拠点に地元医大が漢方外来、リハビリ訓練、健康体操、妊婦健診、食事療法などの「まちなか医療」を展開する。こうした活動を地元組織・医学生・専門家を含む多世代・多主体で実践するとともに、まちづくり経験知を集積し、他地域への実装を目指す。
研究領域持続可能な多世代共創社会のデザイン

報告書

(1件)
  • 2019 終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2017-03-22   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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