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情報科学手法を利用した界面の構造機能相関の解明

研究課題

戦略的な研究開発の推進 戦略的創造研究推進事業 さきがけ

体系的番号 JPMJPR16NB
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJPR16NB

研究代表者

溝口 照康  東京大学, 生産技術研究所, 准教授

研究期間 (年度) 2016 – 2019
概要界面は材料機能に決定的な役割を果たします。その界面機能の起源である界面の原子構造を決定することは、材料分野において最も重要な研究テーマの一つです。一方で界面は多くの自由度を有し、安定な界面構造を決定するには膨大な量の理論計算が必要です。そのような中、情報科学手法(仮想スクリーニングおよびベイズ最適化)を活用することで界面の原子構造を決定するスピードを数百倍~数万倍高速化することに成功しました. 本研究では、我々が開発した同手法を発展・応用し、情報科学手法を活用することで界面固有の原子構造と界面固有の物性との相関性、つまり『界面における機能構造相関』を解明することを目的としています。本研究により界面における構造機能相関が明らかになれば、界面の構造から物性を予測することが可能となります。さらに、すでに確立した界面構造と界面性格(回転軸,結晶面,元素種等)との相関性(構造回帰器)と、本研究で確立される「界面構造機能相関回帰器」を組み合わせることで、「どの物質」の「どの方位の界面」で「どのような物性」が得られるのかということが予測することが可能となり、界面における機能設計が実現できると期待されます。
研究領域理論・実験・計算科学とデータ科学が連携・融合した先進的マテリアルズインフォマティクスのための基盤技術の構築

報告書

(1件)
  • 2019 終了報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2017-03-22   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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