体系的番号 |
JPMJRX16G5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX16G5 |
研究代表者 |
藤原 武男 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科 国際健康推進医学分野, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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概要 | 児童虐待やドメスティック・バイオレンス(DV)は増加傾向にあるが、その効果的な予防対策は未だ確立されていない。その理由として、母子保健の現場で集められる情報が電子化していないために、ハイリスク群の抽出方法が不明確で介入効果の評価ができないこと、ハイリスク群の多くにみられる保健師などの介入に対して拒否的なケースへのアプローチ方法が確立していないことがあげられる。 本プロジェクトでは、虐待・DVのリスクを同定するために必要な情報を含む妊娠届を電子化することに成功した東京都足立区をフィールドとして、ハイリスク群を抽出する既存のアルゴリズムを精緻化する。加えて、妊娠期からの保健師による家庭訪問などの介入においてアプリを用いた支援デバイスを整備し、虐待・DVを予防するシステムの確立を目指す。
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研究領域 | 安全な暮らしをつくる新しい公/私空間の構築 |