環境・災害・健康・統治・人間科学の連携による問題解決型研究
体系的番号 |
JPMJRX16F1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJRX16F1 |
研究代表者 |
矢原 徹一 九州大学, 理学研究院, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2019
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概要 | 科学研究の成果を社会的問題解決に生かすには、複数ある選択肢の中からどれかを選び、関係者の合意の下にその選択肢を実行し、その結果に学びながら選択肢の改善を続ける必要がある。 本研究は、この一連のプロセス(意思決定→実行→学習→新たな選択肢の探索)に関する超学際科学(transdisciplinary science)として「決断科学」を構築し、環境・災害・健康・統治・人間についての科学研究の成果と社会的問題解決をつなぐことを目標にしている。本研究では、熱帯林の保全と利用、防災と復興、社会的疾病管理、小規模多機能自治などをテーマとして、従来型の調査・研究の枠をこえて問題解決に関与し、企業・NGO・自治体・政府などのステークホルダーとの協働作業を発展させる。このような協働のプロセス自体を研究対象とし、「持続可能な社会に向けてどうすればより良い意思決定ができるか」「関係者どうしの対立を避け協力をどう実現するか」などの問題に答える科学を発展させる。
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研究領域 | フューチャー・アース構想の推進事業 |