体系的番号 |
JPMJSC1813 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC1813 |
研究代表者 |
松尾 浩一郎 藤田学園/藤田医科大学, 医学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2022
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概要 | 本研究は、高齢者が食思不振により、健康障害を起こしやすい状態(フレイルまたはプレフレイル)に陥ることを防ぐため、高齢者に向けた食品とその配送システムを開発することを目的とする。 具体的には、フェーズIにおいて、日本側は高齢者のニーズと要望に応じた噛み応えのある機能食品、噛みやすい機能食品を開発して高齢者の生理学的評価を行う。スウェーデン側は安全かつ快適に嚥下できる食品を開発し、高齢者の嗜好に適した味と香りを同定する。さらに適切なサイズのパッケージング、3Dプリンティング技術によっておいしく見える料理が提供できる仕組みを検討する。フェーズIIでは、それらの食品パッケージを自宅に配送するシステムを評価する。 本共同研究を通じ、高齢者が自宅で機能的かつ栄養価の高い食品を摂取できるようになり、栄養改善や口腔機能の維持により要介護状態への移行を予防することが期待される。
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研究領域 | 高齢者のための地域共同体の設計やサービスに関する革新的な対応策 |