体系的番号 |
JPMJSC1812 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC1812 |
研究代表者 |
染谷 隆夫 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授
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研究期間 (年度) |
2016 – 2021
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概要 | 本研究は、高齢者の健康状態を連続モニタリングできる独自のウェアラブルセンサーを低コストで製造する技術開発を行い、パッチ型センサーの有効性を高齢社会の実環境で実証することを目的とする。 具体的には、日本とスウェーデンで高齢者の健康状況を調査し、それぞれの国で最適なセンサーの形態を決定する。この仕様に基づき、日本側は体温、心電などを計測する物理センサーの開発と提供を行い、スウェーデン側はメタボリズム、水分補給などを計測する化学センサーの開発と提供を行う。それらのセンサープラットフォームを統合し、フェーズIでは被験者の協力を得た実験室レベルにおいて、フェーズIIでは高齢社会の実環境において、開発したセンサープラットフォームの有効性と適用性を評価する。 本共同研究を通じ、日本とスウェーデンのセンシング技術と通信技術が融合し、健康状態のセンシングシステムが構築され、高齢者の生活の質(QOL)を高めることが期待される。
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研究領域 | 高齢者のための地域共同体の設計やサービスに関する革新的な対応策 |