チリにおける持続可能な沿岸漁業及び養殖に資する赤潮早期予測システムの構築と運用
研究代表者 |
丸山 史人 京都大学, 医学研究科, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2017 – 2022
|
概要 | 本研究では、チリ南部で養殖サケに大量の魚類斃死を引き起こしている有害赤潮藻類を中心とした、ウイルスおよび細菌を含む包括的な生態系(赤潮holobiome、赤潮ホロビオーム)についてメタゲノム解析を実施し、その発生機序を明らかにする。これまでの単独の生物種モニタリングだけでは、見出すことができなかった、生物間相互作用までも明らかとなる赤潮ホロビオーム解析によって、微生物学的な赤潮発生機序を明らかとし、微生物学的な観点からのサケ養殖への被害を軽減し、特に有害藻類監視のガイドラインの策定と低減策実施効果を科学的に評価する。
|
研究領域 | 生物資源 |