熱発光地熱探査法による地熱探査と地熱貯留層の統合評価システム
体系的番号 |
JPMJSA1703 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1703 |
研究代表者 |
土屋 範芳 東北大学, 大学院環境科学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2017 – 2023
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概要 | 新しい地熱探査法を適用し地熱エネルギーの開発を推進 石油資源に恵まれないエルサルバドルでは、エネルギー安全保障の観点で、再生可能エネルギーの開発が重要であり、ベースロード電源*として有望な地熱エネルギーの活用・技術開発の機運が高まっている。そこで、熱発光法により効率的かつ安価に地熱資源探査を行い、また QGIS統合化システムを開発し、地熱貯留層の性能を評価する研究を行うことにより、同国の地熱開発の推進を目指す。*ベースロード電源;季節、天候、昼夜を問わず、一定量の電力を安定的に低コストで供給できる電源ラテンアメリカ地域の地熱開発やCO2排出量削減に貢献 4箇所の地熱候補地を選定し、開発した技術を適用し検証を進めることでエルサルバドルの地熱エネルギー利用が促進される。さらに国営地熱会社LaGeoによってラテンアメリカ諸国においても熱発光探査が行われ、ラテンアメリカ全体の地熱開発に貢献する。CO2排出量の減少につながると期待される。
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研究領域 | 環境・エネルギー(カーボンニュートラル) |