高分解能立体構造解析によるタンパク質における量子現象の解析
体系的課題番号 |
JPMJPR17G7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR17G7 |
研究代表者 |
平野 優 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子ビーム科学研究部門, 主幹研究員
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研究期間 (年度) |
2017 – 2021
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概要 | タンパク質において水素原子や外殻電子は様々な化学反応に直接関与しており、そのふるまいからタンパク質の分子機能には量子トンネル効果が寄与していると考えられています。本研究では、中性子回折とX線回折の2種類の量子ビーム技術を相補的に利用した高分解能立体構造解析を行い、水素原子と外殻電子の情報を高精度で決定し、タンパク質が関与する化学反応における量子トンネル効果の構造基盤の解明を目指します。
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研究領域 | 量子技術を適用した生命科学基盤の創出 |