「知」の循環と拡張を加速する対話空間のメカニズムデザイン
体系的番号 |
JPMJMI17C7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI17C7 |
研究代表者 |
谷口 忠大 立命館大学, 情報理工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2017 – 2019
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概要 | 「知」の循環と拡張を加速する対話空間のメカニズムの設計論を科学的・工学的に明らかにし、新たなサービスを構築。デジタルデモクラシー時代に向け、公正、論理的、生産的な議論を促す制度設計法を生み出す。 (1)コミュニケーション場のメカニズム設計原理の抽出:ディベートやブレイン ストーミング、ビブリオバトル、発話権取引等の従来のコミュニケーション場 のメカニズムを分析し、その設計原理を抽出。 (2)対話空間メカニズムのプロトタイプ作成:参加者の持つ知識を対話の 場に引き出し、表出された情報や考え方を論理的で公正な議論を通し て集合知としうる対話空間のメカニズムのプロトタイプを構築。 (3)「知」の循環と拡張を加速するWEBサービス:対話空間をWEB上で 実現するためのインタラクション技術、可視化技術等を明らかにする。 高効率な議論支援技術を確立することにより、分散された「知」の効果的 活用を加速し、誰もが生きがいを持って「知」を最大限に発揮できるようにし、 新しい労働力や知的生産力の創出に貢献することができる。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「労働人口減少を克服する“社会活動寿命”の延伸と人の生産性を高める「知」の拡張の実現」 |