学習アナリティクス基盤の拡張による多世代共創及び社会活動支援
体系的番号 |
JPMJMI17C5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI17C5 |
研究代表者 |
木實 新一 九州大学, 基幹教育院, 教授
|
研究期間 (年度) |
2017 – 2018 (予定)
|
概要 | 超高齢化・人口減少時代を迎えた我が国において、リカレント教育促進による 人材の流動化や労働人口増加を図るためには、年齢や認知能力、経験・知識 の異なる様々な人々の学びのプロセスを正確に把握し、的確な学習支援を行い、 従来の学びの限界を超えることのできる学習支援基盤を構築する必要がある。 本研究開発においては大規模な学習ログデータを解析・利用し教育を改善する ための手法(ラーニングアナリティクス)を拡張し、情報科学・教育工学・脳科学・ 認知科学の専門家が密に連携して、多様な人々や学習空間の特性に対応して 新たなスキルを効率よく習得することに貢献する学習支援ICTの開発に取り組む。 具体的には、従来の学習ログデータだけでなくセンサ等も活用して学びや記憶想起の効果が高い情報提供・学習支援を行う学習支援 システムの研究開発を行う。パソコン等の扱いに慣れていなくてもメリットを最大限に享受できるシステムの実現に取り組み、定型の知だけ でなく非定型の知も対象として新たな学びの可能性を開拓することにより、多世代の社会活動や共創が活性化される未来社会創造の 学習支援基盤へとつなげる。
|
研究領域 | 持続可能な社会の実現「労働人口減少を克服する“社会活動寿命”の延伸と人の生産性を高める「知」の拡張の実現」 |