体系的番号 |
JPMJSC1804 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC1804 |
研究代表者 |
熊谷 道夫 立命館大学, 総合科学技術研究機構, 上席研究員
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研究期間 (年度) |
2018 – 2022
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概要 | 本研究は、飲料水源である淡水湖沼の監視や現状把握、管理に必要な変動予測を行う先進的ICTの開発を目指している。具体的には(1)ASV(自律型水面ロボット)を用いた毒性シアノバクテリアの監視(2)now-casting(即時予報)を用いた水圏生態系の予測(3)nonlinear causality analysis(非線形因果解析)を用いた生態系復元力のリスク評価(4)SNSを用いた関係者へのリスク周知である。我々は過去20年間にわたって技術開発を行っており、それらの成果をコンパクトな単一システムへ統合する。このシステムを琵琶湖(日本)とキネレット湖(イスラエル)において試行し、成果を市民や関係機関に開示する。将来的には同様な被害に悩む世界各地の淡水湖沼の管理に貢献することが期待される。
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研究領域 | レジリエントな社会のためのICT |