概要 | 日中それぞれが独創性をもつCO2還元の活性場を創出し、お互いの得意とする先進解析技術によって相互の材料への理解を深め、最終的には集積化、デバイス化を目指す。 活性な場 ・日本:ナノレベルで混合した金属間化合物を開発→選択的CO2還元 ・中国:ナノ構造先鋭化による電場と電解質の集中→高効率CO2還元 先進解析技術 ・日本: Operando FT-IR, ESR による吸着種や励起種のIn-situ解析 (生成物の選択性に寄与する因子を明らかにする) ・中国: Operando 電気化学システムをつかった反応ダイナミクスの解析 (反応速度に寄与する因子を明らかにする) 集積・デバイス化 プロジェクトの後半では日中の技術を融合、集積化することによってデバイス化を目指す。デバイス形態としては、電気化学システム、光電気化学システム、Artificial Leaf 構造(人工葉構造)への展開を検討する。 上記の研究開発により、CO2資源化を高選択、かつ、高効率に実現する基盤材料技術を確立する。若手教授を中心としたグループで共同研究体制とすることで、継続的な日中共同研究の基盤を構築する。
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