分散配置アレイによる音空間の記録・再生技術基盤の構築
体系的番号 |
JPMJPR18J4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJPR18J4 |
研究代表者 |
小山 翔一 東京大学, 大学院情報理工学系研究科, 講師
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研究期間 (年度) |
2018 – 2021
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概要 | 広い領域の音空間を忠実に記録・再生することは、聴覚におけるバーチャルリアリティを実現する上での究極的な目標である。音場収音・再現技術は、多数のマイクロフォン・スピーカを用いた音場の再構成を目的とし、従来は音場の境界値積分表現のような物理方程式に基づく手法が提案されてきた。このような従来技術では、マイクロフォン・スピーカ素子を単純なアレイ形状で配置する必要がある上、高い周波数帯域までの再現精度を保つためには多くの素子数を必要とする。本研究では、アレイ素子を任意の位置に配置可能な音場収音・再現技術について検討を行う。このような技術が実現されれば、システムの大規模化・高コスト化を避け、より柔軟なシステム構成を用いて広い範囲のアプリケーションに適用可能になると期待できる。
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研究領域 | 人とインタラクションの未来 |