1. 前のページに戻る

マレーシアにおける革新的な海洋温度差発電(OTEC)の開発による低炭素社会のための持続可能なエネルギーシステムの構築

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 SATREPS

体系的番号 JPMJSA1803
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSA1803

研究代表者

池上 康之  佐賀大学, 海洋エネルギー研究センター, 教授

研究期間 (年度) 2018 – 2024
概要本研究は、海洋の表層と深層の温度差エネルギーが豊富なマレーシアを対象に、海洋温度差発電(OTEC)によって電力を供給する、低炭素で持続可能なインフラシステムを基本とした 「マレーシアモデル」の構築を目的とする。具体的には、マレーシアはじめ東南アジアに適した新しい「ハイブリッド方式」のOTECを提案し、蒸発器内に海水を通水せず水蒸気で熱輸送することにより、主要機器であるチタン製熱交換器の材質を低廉化し、水蒸気の凝縮潜熱と作動流体の蒸発潜熱を熱交換させ、熱通過係数を向上させるとともに、海生生物汚れによる性能低下防止技術を確立する。また、OTECで利用した海洋深層水の複合利用として、マレーシアの地域に合った海洋深層水関連事業を中心とした産業構造の「マレーシアモデル」の構築を目指す。さらに、マレーシア工科大学内のOTECセンターと共同研究を行うことで、OJTによるOTEC関連の若手技術者の育成を行う。
研究領域環境・エネルギー(カーボンニュートラル)

報告書

(1件)
  • 2021 中間評価書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2019-08-01   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst