体系的番号 |
JPMJMI18G2 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI18G2 |
研究代表者 |
桑原 真人 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 准教授
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研究期間 (年度) |
2018 – 2020 (予定)
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概要 | 高密度かつコヒーレントな超短パルス電子線発生装置と収差補正技術を融合した「超時空間分解電子顕微鏡」を実現する。これにより、光励起や電気的刺激により誘発される現象、化学的反応を含む非可逆過程を原子オーダーで捉え得る分析装置の創出を目指す。 高い空間分解能をもつ電子顕微鏡では、時間分解能と計測信号量がトレードオフの関係にある。高密度コヒーレントなパルス電子線の活用が鍵となるが、高い加速電場、高い時間精度、超高真空状態の実現、レーザー駆動の実装など高度な技術課題を同時実現すること必須となる。この技術の粋を集めた基盤技術を実現し、日本でしかなし得ない革新的装置を生み出す。 提案技術により、省エネルギーデバイス開発や化学合成・創薬開発の加速、生体環境下でのウィルスの動作解明や病理的解析の迅速化等を可能にし、日本の研究力強化へ貢献する。
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研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」 |