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相変化材料を使用した蓄熱機能を有するセメント系複合多孔体建設材料の開発(PoroPCM)

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 国際科学技術共同研究推進事業 SICORP CONCERT-Japan(SICORP)

体系的番号 JPMJSC18C2
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJSC18C2

研究代表者

石田 哲也  東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 教授

研究期間 (年度) 2019 – 2022
概要ポリマー相変化材料(PCM)は、熱力学的相変化のエンタルピーのために大量の熱エネルギーを蓄積できる。この際、建築材料が温度上昇を経験することなく、「潜熱」として内部に貯蔵される。本研究はこの性質を活用して、建築物のエネルギー効率を革新的に向上させるものである。建築物の外壁として活用するために、マイクロメートルサイズのPCM、グラフェンナノ材料をセメント系無機複合材料のマトリックス内で混合し、気泡および構成材料の含有量・分散状況を最適設計し、建築物として使用可能な熱的および機械的性能・機能を付与する。ナノ〜マイクロメートルスケールの微視的構造と、建材として有する性能・機能を直結して評価するために、申請者が長年にわたり開発してきたセメント系複合材料・構造のマルチスケール統合解析を活用する。
研究領域超空間制御による機能材料

報告書

(5件)
  • 2022 事後評価書 ( PDF )   終了報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )
  • 2019 年次報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2019-08-01   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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