体系的番号 |
JPMJMI18D1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI18D1 |
研究代表者 |
赤木 正人 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2018 – 2019 (予定)
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概要 | 日本は災害大国である。生命に関わる緊急時に、状況に応じて安全な場所への適切な音声避難誘導を行うことは、被害の最小化を図る観点から重要である。しかし、災害現場での雑音残響で、避難誘導音声がわかりづらい、聞き取りにくいなどの声がある。また、聞こえていても「正常化の偏見」のために危険性を認識しない場合もある。危機を確実に知らせ、避難を促すためには、音声呈示時の対雑音残響対策および誘導音声の言語情報/パラ言語情報の適切な制御が必要となる。本研究では「音声により必要な情報を確実に伝える」ために、緊急時における雑音残響環境下でのヒトの音声コミュニケーションにヒントを得た、避難誘導を適切に行える賢い音声呈示システムについて提案する。
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研究領域 | 世界一の安全・安心社会の実現「ひとりひとりに届く危機対応ナビゲーターの構築」 |