体系的番号 |
JPMJMI18C6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI18C6 |
研究代表者 |
石黒 浩 大阪大学, 先導的学際研究機構 共生知能システム研究センター, センター長・教授
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研究期間 (年度) |
2018 – 2019 (予定)
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概要 | 超高齢化・人口減少時代において、QOLを維持するためには、労働者の労働時間を増やしたり、そのスキル向上させることが必要不可欠である。そのためには子育て主婦の持つ時間的制約や多くの労働者の能力的制約の問題を解決しなければならない。 本研究では、遠隔操作型対話ロボットを用いて、労働者がいつでも働けるようにしたり、その能力を拡張したり統合したりして、労働者の労働価値(生産能力)を4倍以上に高める仕組みの実現を目指す。 異なる能力を持つ2人が共同でロボットを遠隔操作することにより、対話能力の高い専門家としてサービスを提供するシステムは、対話統合やスキル統合の技術的困難さから未だ実現できていない。これらを開発することで、異なる専門知識を持つ2人がロボットを遠隔操作することにより、希少価値の高い専門家としてサービスを提供できるシステムを実現する。 またこのシステムにより、労働者はシステムから提示される高度な知識や、共同で操作する者の知識やスキルを学ぶことができる。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「労働人口減少を克服する“社会活動寿命”の延伸と人の生産性を高める「知」の拡張の実現」 |