体系的番号 |
JPMJMI18D6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI18D6 |
研究代表者 |
日下 菜穂子 同志社女子大学, 現代社会学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2018 – 2019
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概要 | 食をめぐる行動は、人の根源的なニーズを追求する協働的な活動であり、世代を超えて伝えられてきた行為である。現在では高齢者の孤立と世代間の分断によりその特徴が失われつつある。このような状況を改善するためには、食にまつわる価値や経験を共有することができる以下の研究をふまえた場を提供する必要がある。 1)購入した食材を販売店内で調理して食べるスペースと、自身の購買履歴や食事内容をフィードバックする情報活用システムを用意する。 2)そのスペースにおける高齢者の食への意欲、他者交流が促される条件、要素技術を明らかにする。 3)ICTリテラシーの低い高齢者への情報提供の方法や、セルフセンシングによる情報発信および共有のシステムを形成する。 4)シェアダイニングが食行動に関するリビングラボとして機能し、様々な技術や知見を持った事業者や研究者がアイデアを持ち込んで検証することができるようにする。
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研究領域 | 世界一の安全・安心社会の実現「ヒューメインなサービスインダストリーの創出」 |