体系的番号 |
JPMJMI18CB |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI18CB |
研究代表者 |
赤澤 智宏 東京医科歯科大学, 大学院医歯学総合研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2018 – 2020
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概要 | 労働人口の減少や地球規模の気候変動を背景に、畜産に取って代わる食肉供給システムの構築が必要となる。複数の幹細胞から筋オルガノイドを食肉のシーズ(タネ)とし大量培養することで、培養肉を供給する革新的技術の開発を目的とする。 再生医療分野で培った幹細胞培養技術を用いて、家畜生産に依存しない真にサステイナブルな培養肉の技術開発を目指す。従来の食肉培養は主要な細胞成分である筋芽細胞のみを用いており、長期継代の難しさがボトルネックとなる。生体組織に類似した3次元構造体(オルガノイド)の作成技術を応用し、筋オルガノイドを作製することで培養増幅を実現する。幹細胞の自己組織化により得られた筋オルガノイドは、安全で安定的な食肉培養システムを構築する重要な食肉シーズとなりうる。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「将来の環境変化に対応する革新的な食料生産技術の創出」 |