体系的番号 |
JPMJMI18G1 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI18G1 |
研究代表者 |
岩見 真吾 九州大学, 大学院理学研究院生物科学部門, 准教授
|
研究期間 (年度) |
2018 – 2021
|
概要 | 「経時的なゲノムの進化動態を定量的に明らかにできる解析システムの開発」のために、具体的なウイルス感染疾患を対象に研究開発に取り組む。 臨床検体を用いた次世代配列解析から得られた経時的なゲノムデータの数理科学的な解析とコンピュータシミュレーションにより、課題I:多階層数 理モデルの数学的定式化と個体ベースシミュレーションによる実装と課題II:配列進化シミュレータの構築と生成疑似配列の進化/集団遺伝学的解析手法の確立、を異分野融合手法により進める。そして、経時的なゲノムの進化動態を定量的に理解するために、実データを用いたデータ駆動型の動的アプローチを確立する。特に、新規診断方法の提案や発症・予後予測が実現できることをこれら個別疾患にて実証する。多くの疾患研究の現場において、静的な一時点の実データから帰納的に問題解決を図っていた従来の研究スタイルから、複数時点の実データを駆使した動的な研究スタイルへとパラダイムシフトしていくことが期待できる。
|
研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」 |