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糖鎖機能解明のためのシミュレーション解析基盤の構築(要素技術タイプ)

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI18GB
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI18GB

研究代表者

木下 聖子  創価大学, 理工学部, 教授

研究期間 (年度) 2018 – 2020
概要糖鎖が関わる代謝やシグナリング・パスウェイのシミュレーション解析を実施し、糖鎖機能の予測法の確立とその検証を行う。具体的には、(1) 糖鎖の合成経路、(2) 糖鎖のタンパク質への付加機構、(3) 糖鎖の認識により引き起こされるシグナリング経路、(4) 細胞外マトリックスを構成する糖鎖の相互作用ネットワークのシミュレーション解析を行う。これらのシミュレーションが達成できると、同様な方法論を他のタンパク質の翻訳後修飾や代謝経路に広げることが可能となり、細胞全体の本格的なシミュレーションへの一歩となる。従来のシステム生物学の研究は、核酸レベルの解析に基づいて、高次遺伝子制御システムを提供しており、重要な翻訳後修飾である糖鎖の変化が取り入れられていなかった。これに対し、本研究開発課題はタンパク質・翻訳後修飾のレベルに焦点をおき、翻訳後修飾の機能を網羅して細胞内外の新規シミュレーションシステムの基盤を構築する。
研究領域共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」

報告書

(3件)
  • 2020 終了報告書 ( PDF )
  • 2019 年次報告書 ( PDF )
  • 2018 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2019-08-01   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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