体系的番号 |
JPMJMI18CA |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI18CA |
研究代表者 |
檜山 敦 東京大学, 先端科学技術研究センター, 講師
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研究期間 (年度) |
2018 – 2020
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概要 | 今日の就労体系のまま、年間100万人の本格的な人口減少を迎えると、現役世代にのしかかる負担は計り知れない。メンバーシップ型の人事体系は、就職氷河期以降の非正規就労の拡大に伴い、若年層のキャリア形成を妨げている。柔軟な働き方と多様な人材の社会参画を達成するためには、ジョブマッチングにおける「暗黙知」を学習し、技術革新に伴う仕事に求められるスキルの変化に対応して、人と仕事とを結びつけるテクノロジーが必要となる。 本研究では、従来、キャリアコンサルタントの「経験」や「勘」等の定量的に捉えにくかった要素のビッグデータ化・構造化を行い、個人のスキルセットと仕事に必要なスキルセットとを可視化することで、スキル獲得・他者のスキル・AIとの融合をも考慮したジョブマッチングシステムの構築に取り組む。それにより、柔軟で多様な働き方と知的生産性向上を達成し、全員参加・生涯参加社会を目指す。
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研究領域 | 持続可能な社会の実現「労働人口減少を克服する“社会活動寿命”の延伸と人の生産性を高める「知」の拡張の実現」 |