体系的番号 |
JPMJBF18T4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJBF18T4 |
研究代表者 |
野中 正見 国立研究開発法人海洋研究開発機構, アプリケーションラボ, グループリーダー
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研究期間 (年度) |
2019 – 2022
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概要 | 本研究は北インド洋沿岸域におけるコレラの流行に海流や気候変動が及ぼす影響を解明し、それらの予測情報に基づくコレラ流行の予測システムを構築することを目的とする。具体的には、4班から成り、第1班ではインドチームが生物物理学的変数の現場観測、英国チームが人工衛星観測データの整備を行う。第2班では英国の2チームがコレラ流行の疫学的モデルの作成及び、コレラ菌の環境中の繁殖源からの拡散ルート調査を行う。日本チームは気候モデルを用いて気候変動の過去データと予測データを作成する。第3班では英国チームがコレラ流行予測システムを構築する。第4班ではインドチームがステークホルダーと交流し、ニーズを特定し予測システムの利点を評価する。これらの共同研究がコレラによる公衆衛生へのリスクの低減に繋がることが期待される。
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研究領域 | 持続可能な地球を目指した研究 |