マラウイ湖国立公園における統合自然資源管理に基づく持続可能な地域開発モデル構築
体系的番号 |
JPMJSA1903 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1903 |
研究代表者 |
佐藤 哲 愛媛大学, 社会共創学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2024
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概要 | 本研究は、世界自然遺産であるマラウイ湖国立公園内の漁村を対象に人々の生活と福利を支える水産、農業、森林、観光などの各種資源と、その基盤となる自然環境を統合した、持続可能な資源管理の仕組みの構築を目的とする。研究者と地域社会でさまざまな立場から資源の持続可能な管理を試みている人々が協働して、最新の資源管理科学における「レバレッジ・ポイント(問題解決の鍵となるポイント)」の概念を用い、在来の知識・技術を融合させながら、実践から得た学びを通じて、開発途上国の農山漁村に広く適用可能な、複雑な社会生態系システムの統合資源管理システムを構築・運用し、環境保全と持続可能な開発、人間の福利の向上に貢献するものである。本取り組みによって開発途上国における農山漁村の新しい持続可能な地域開発モデルを構築し、人間生活と自然の調和を促す保護区管理政策の提案を社会実装として目指す。
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研究領域 | 環境・エネルギー(地球規模の環境課題) |