分子インプリント高分子固定カーボン電極のチップ化の研究
体系的番号 |
JPMJTM19BU |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM19BU |
研究代表者 |
吉見 靖男 芝浦工業大学, 工学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2020 (予定)
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概要 | 研究代表者は、目的物質の分子構造を内部に記憶させた高分子(分子インプリント高分子またはMolecularly Imprinted Polymer:MIP)を固定した電極が、目的物質を高選択的に検出することを見出した。この電極から構成されたセンサは、酵素・抗体を用いたバイオセンサに比べて、長期保存が可能で、安価であるという利点がある。このセンサを使い捨て可能な型にして大量生産すれば、医療や環境の分析に幅広い用途が見込めよう。ただし単回使い捨て型センサには、高い再現性が求められるため、新たな作製技術が求められる。本研究目的はMIPと印刷技術を利用して、使い捨て型のセンサチップを開発することにある。
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