新規アルゴリズムによるサケマス稚魚個体・群れの生体解析システムの開発
体系的番号 |
JPMJTM19A7 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM19A7 |
研究代表者 |
本田 匠 釧路工業高等専門学校, 研究員
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研究期間 (年度) |
2019 – 2020 (予定)
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概要 | 我が国のサケマス増養殖は、ふ化放流事業の定着とともに発展してきたが、2010年以降は不漁が続き、とりわけ北海道釧路地方では回帰率が4割にまで低下しており、科学的な原因究明が喫緊の課題である。これまで放流の決定は人手に頼った解析に頼っていたが、研究代表者の持つ稚魚の個体、群れの挙動を測定するアルゴリズム、画像解析技術、IoT技術によってシステム化し、解析精度・効率を向上させ、広域的・組織的なデータ収集および解決策検討へと進めていく必要がある。そのため産学官連携によって稚魚の挙動測定システムを開発し、サケマス増養殖事業への普及を図り、科学的増養殖事業への展開に貢献する。
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