安全な酸化剤による革新的な酸化反応活性化制御技術の創出
体系的番号 |
JPMJOP1861 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJOP1861 |
中核機関 |
大阪大学
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研究期間 (年度) |
2019 – 2023
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概要 | これまでに安定化二酸化塩素と光のみを使い、高難度の化学反応であるメタンの酸化を達成した。常温・常圧下、二酸化炭素の排出なしに全てメタノールとギ酸に変換する反応は、汎用性高分子の表面改質にも有効であったが、反応温度によっては生成物が異なり、未解明な部分も多い。本共同研究では、酸、光、温度、マイクロ波などによる二酸化塩素の活性化と制御に関する学理を追究して、さらに高難度の化学反応を開拓するとともに、高分子の高機能化やデバイスへの応用、食品添加物や農薬、医薬品などへの幅広い応用の基礎となる基盤化学を推進する。また、合成化学、高分子化学、分析化学、農学、薬学、医学にまたがる幅広い分野の専門性と広い視野を備えた人材を育成する。
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