世界の台所を目指すタイにおける家畜生産と食品安全に関する新技術導入による畜産革命の推進
体系的番号 |
JPMJSA1908 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSA1908 |
研究代表者 |
三澤 尚明 宮崎大学, 産業動物防疫リサーチセンター, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2024
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概要 | 本研究は、すでに日本側拠点と学術ネットワークを構築しているタイをASEANの拠点として位置づけ、畜産資源供給基盤強化に不可欠な新技術を社会実装することにより、ASEANが目指す畜産革命を推進することを目的とする。具体的には、①ASEANで問題となる家畜感染症や食中毒病原体のマルチ診断システムの開発、②家畜伝染病拡散モデリングとIoTを活用した感染症対策システムの開発、③畜産物の病原菌制御技術の開発を行うとともに、④異分野融合型の包括的防疫研究を共同で実施し、感染症防疫体制と安全な食肉処理技術の確立に必要なキャパシティー・デベロップメントを図る。これにより、タイにおいて、畜産資源の持続的発展と世界への供給に必要な基盤技術を構築する。さらに、これらの取り組みを通じ、ASEANにおける家畜資源の安定・安全供給技術が確立され、地球規模課題である食料安全保障へ貢献する。
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研究領域 | 生物資源 |