AI-人間共生の持続的発展に資する権限委譲システム
体系的番号 |
JPMJMI19B4 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI19B4 |
研究代表者 |
高橋 信 東北大学, 大学院工学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2021
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概要 | AI技術が今後広く一般社会で利用されるようになった場合、AI技術が好意的に社会に受容されるためには、以下の二点が極めて要になると予想される。
1. AIサプライズによる問題の回避
2. 利用者側の主体性とスキルの維持
本研究ではこれらの問題を、生体センシング技術と脳機能イメージング技術を用いた「動的権限委譲システム」の開発を通じて、人間とAIシステムの間の共生の実現を通じて解決することを目指す。
1) 探索研究期間においては視覚系指標・NIRSによる前頭前野脳活動・心拍等の計測により人間の混乱状態の推定を行い、その結果に基づく動的権限委譲の概念の成立性を検証する。
2) 本格研究期間においては、人間−AI共生リアルワールドシミュレーション環境を構築し人間とAIの共生における「意欲・スキル」等の共生指標をあきらかにして、スマート権限委譲のフレームワークを確立し、
望ましい人間とAIの共生の実現を目指す。
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研究領域 | 超スマート社会の実現「サイバーとフィジカルの高度な融合に向けたAI技術の革新」 |