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液相反応分離プロセスによるフラン誘導体の高効率合成

研究課題

戦略的な研究開発の推進 未来社会創造事業 探索加速型

体系的番号 JPMJMI19E3
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJMI19E3

研究代表者

中島 清隆  北海道大学, 触媒科学研究所, 教授

研究期間 (年度) 2019 – 2023 (予定)
概要本研究開発では,化石資源由来の汎用ポリエステル(PET,PBT)を凌駕する機能性を持つバイオポリエステルの原料(フラン環を有するジカルボン酸またはそのジエステル体)を,固体触媒とゼオライト膜による分離技術とを組み合わせた液相反応分離プロセスを採用して,ポリマー原料として有用な不純物含量が少なく,コスト競争力の高い連続生産プロセスを構築します. この生産プロセスでは,すべての反応ステップにおいて不純物耐性の高い固体触媒を創出するとともに,生成物の分離精製エネルギーを抑制した環境負荷の少ないグリーンな次世代型プロセスを確立します.そして,再生可能な資源となるバイオマス原料活用の優位性(LCA的価値)があり,化石資源由来の化学品を上回る高い機能性(付加価値)とコスト競争力(経済合理性)とを両立させる生産規模の大きなバイオマス化学品の創出ならびに普及を目指します.
研究領域地球規模課題である低炭素社会の実現「「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現」

報告書

(5件)
  • 2023 終了報告書 ( PDF )
  • 2022 年次報告書 ( PDF )
  • 2021 年次報告書 ( PDF )
  • 2020 年次報告書 ( PDF )
  • 2019 年次報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-03-11   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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