AIの学習と数理から解き明かす熟練者の技(要素技術タイプ)
体系的番号 |
JPMJMI19G9 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJMI19G9 |
研究代表者 |
水藤 寛 東北大学, 材料科学高等研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2019 – 2021
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概要 | 社会に存在している様々な『熟練者の技』をAIに学ばせ、その過程で熟練者の経験に内在していた論理構造を解明する作業を続けながら、それを普遍化するために克服するべき課題を明確にする。ここで重要な役割を果たすのが数理モデリングである。これは様々な数学を用いて現象を的確に表現する定式化やパラメータを見つけ出すことであり、古典的な主成分分析から、トポロジーや微分幾何などを用いたものまで多くの選択肢がある。これらを用いて適切な記述子を構成することは、AIの判断論理を理解可能な形にすることにつながる。熟練者の技を言語化し、次世代に引き継いでいく方法論を確立することは、これまで人類が連綿と蓄積してきた知恵とAIが共存する新たな知の形をもたらし、他の多くの科学技術の発展に対する共通基盤として革新的な貢献を果たすことが期待できる。
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研究領域 | 共通基盤「革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現」 |