マイクロ流体中の金ナノ粒子被覆酸化物ナノワイヤによるデング熱疾患診断法の創成
体系的番号 |
JPMJSC19E3 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC19E3 |
研究代表者 |
安井 隆雄 名古屋大学, 大学院工学研究科, 准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2022
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概要 | 本研究は、マイクロ流体中の金ナノ粒子被覆酸化物ナノワイヤによるデング熱疾患診断法の創成を目的とする。
具体的には、日本側は、マイクロ流体中のナノワイヤによる尿中のデング熱関連エクソソーム(疾病関連情報の運び屋)捕捉、並びに内包されるマイクロRNA発現量の機械学習解析によるデング熱疾患検出を行う。タイ側は、マイクロ流体中のナノワイヤによる血清中のデング熱ウィルスの検出・疾患診断を行う。インドネシア側は、マイクロ流体中のナノワイヤ近傍を移動する数百ナノメートルの微粒子の流体シミュレーションとナノワイヤによる蛍光増強シミュレーションを行う。
3ヵ国のチームによる相補的な共同研究を通して、体液中デング熱ウィルスの包括的かつ迅速な検出法の創出が期待される。
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研究領域 | 材料(ナノテクノロジー)分野「革新的材料」 |