プラズモニック金属ナノ構造を用いた高感度・高機能性SERS/OW/LSPRバイオセンサーの開発
体系的番号 |
JPMJSC2008 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJSC2008 |
研究代表者 |
民谷 栄一 産総研・阪大 先端フォトニクス・バイオセンシング オープンイノベーションラボラトリ, ラボ長
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研究期間 (年度) |
2020 – 2023
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概要 | 本研究はナノインプリント技術を用いて金属ナノ構造を作製するだけでなく、LSPRおよびSERSを利用した高感度かつ高機能性バイオチップを開発し、新規の生体ナノ計測技術・医療診断技術の構築を目的とする。そのため、ドイツ側チームはプラズモン活性を示す銀や金を用いた金属ナノ構造を設計・構築し、日本側チームは作製した金属ナノ構造上に、計測したい生体分子を修飾し、LSPRおよびSERSを利用して複数の生体分子反応について同時計測可能な高感度でかつ高機能性バイオナノセンサーを開発する。両国チームによる共同研究を通じて、複数の生体分子反応について同時計測可能な技術を構築することで、将来的に初期癌や病原性微生物などを検出可能な診断技術へ展開する。このことにより高精細な医療診断技術の開発が期待される。
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研究領域 | オプティクス・フォトニクス |