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マレーシアでの生分解性ナノコンポジット事業の実現

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 持続可能開発目標達成支援事業(aXis) aXis-Aタイプ

体系的番号 JPMJAS2004
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJAS2004

研究代表者

白井 義人  九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要現在、途上国の経済発展に伴い、大量のプラスチックゴミによる海洋汚染が問題になっている。マレーシア政府は3年以内にレジ袋などの使い捨てプラ全てに、環境の微生物が分解する生分解性のプラを用いることを政策目標に掲げている。一方、生分解性プラは強度がやや低い欠点があり、レジ袋などの破損が危惧される。我々はSATREPS事業で生分解性のあるセルロースナノファイバー(CNF)の廉価製造法を開発し、マレーシアでの事業化に成功した。また、プラスチック樹脂の強度を上げる目的で、バイオマス繊維を用いた樹脂コンポジットの廉価製造法も開発した。事業終了後はCNF・樹脂コンポジットの製造法の開発にも成功した。今回は、これらの実績を基に、CNF・生分解性コンポジットの製造法を開発すると同時に、開発したコンポジットの微生物による生分解性機構を明らかにし、まず、マレーシアでの事業化を目標とする。そして、将来的には日本への事業移転を目指す。
研究領域環境・エネルギー分野

報告書

(1件)
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-08-28   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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