マダガスカル北西部乾燥林の生態系サービス評価とREDD+による持続的開発計画の設計
体系的番号 |
JPMJAS2013 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJAS2013 |
研究代表者 |
北島 薫 京都大学, 大学院農学研究科, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 本研究は、類まれな生物多様性の保全とも調和する持続的開発が急務であるアフリカ最貧国の1つのマダガスカルにおいて、複数のSDGsを達成し得る気候変動緩和対策として注目を集めるREDD+(発展途上国における森林減少および森林劣化からの温室効果ガスの排出削減と同時に森林保全なども目指す取り組み)の実施に向けた研究と準備を行う。具体的には、気候変動の影響下に干ばつや火災が急増している北西部乾燥林地域において、森林の炭素蓄積機能、水源涵養機能、有用植物供給などの生態系サービスを多角的に評価する。さらに研究の社会実装のために必要な地域住民や関係機関のネットワークを構築し、日本からの民間投資によるREDD+の実施に向けての活動を開始する。以上の取り組みを通して、途上国の森林保全に関する日本の取り組みの象徴的事例を作り、同様の他の取り組みを促し、SDGsの気候変動および陸上資源を中心とする課題解決を支援する。
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研究領域 | 環境・エネルギー分野 |