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地熱生産井掘削地点特定用の蒸気スポット検出技術の高精度化とボーリングによる実証

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 持続可能開発目標達成支援事業(aXis) aXis-Aタイプ

体系的番号 JPMJAS2003
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJAS2003

研究代表者

小池 克明  京都大学, 大学院工学研究科, 教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要本研究は、リモートセンシング・地球化学・鉱物学・数値シミュレーション技術を組み合わせて、地熱発電用のボーリングを掘削するのに適した場所を地表から正確に見つけるための手法を開発するものである。具体的には、ドローンによる地形データから地熱流体パスとなる亀裂の3次元分布解析、多くの表層ボーリングでのラドン濃度測定、流体地化学分析による貯留層温度と流体起源の推定、シミュレーションによる熱水流動系解明と蒸気卓越部の特定を行い、これらを地球統計学で統合し、高い空間分解能で蒸気スポット存在評価マップを作成する。高い評価域での電磁探査による地下の電気的性質から、探査ボーリングの位置を絞り込む。実際に深度500mほどのボーリングを実施し、得られた温度・圧力・鉱物情報から蒸気スポット存在評価精度を検証する。これらの成果により、地熱資源探査コストの大幅削減と開発技術の社会実装化を図り、地熱発電の大幅促進を目指す。
研究領域環境・エネルギー分野

報告書

(1件)
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

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JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-08-28   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

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