1. 前のページに戻る

ミャンマーの地震災害に対する橋梁構造物強靭化へ向けた課題抽出のための大型共同実験

研究課題

国際的な科学技術共同研究などの推進 持続可能開発目標達成支援事業(aXis) aXis-Bタイプ

体系的番号 JPMJAS2020
DOI https://doi.org/10.52926/JPMJAS2020

研究代表者

古川 愛子  京都大学, 大学院工学研究科, 准教授

研究期間 (年度) 2020 – 2021
概要本研究は、ミャンマーのインフラの中でも特に重要な橋梁構造物である鋼製橋梁やコンクリート橋脚、そして旧式の橋台や橋脚に多く見られる組積造を対象に、耐震性確保のための日本の新技術の知見を発展させながらミャンマーに適した耐震構造の開発を図るものである。現場への実装を図るため、ヤンゴン工科大学に導入された大型実験施設を利用して耐震性能評価実験を共同で行い、問題点を抽出する。老朽化や経年劣化の目立つミャンマーの社会インフラの問題解決に資する強靭化策や維持管理策を検討し、その中で産学共同研究の可能性を探りながら、成果の社会への実装を図る。SDGsの目標9の「強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る」ことに貢献するとともに、目標11の「包摂的で安全かつ強靱(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する」の目標にも合致するものである。以上の取り組みを通して、日本の技術による途上国の老朽インフラ対策の象徴事例を作り、同様の他の取り組みを促し、SDGsの産業と技術革新の基盤づくりの推進を支援する。
研究領域防災分野

報告書

(1件)
  • 2020 年次報告書 ( PDF )

URL: 

JSTプロジェクトデータベース掲載開始日: 2020-08-28   JSTプロジェクトデータベース最終更新日: 2025-03-26  

サービス概要 よくある質問 利用規約

Powered by NII jst