体系的番号 |
JPMJAS2011 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJAS2011 |
研究代表者 |
天野 浩 名古屋大学, 未来材料・システム研究所, 教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | カンボジア王国では、農村部において安全な水へアクセス可能な人口が2割に満たないという社会課題がある。本研究では、名古屋大学と三重大学が有する深紫外LEDを用いた水質汚濁改善の技術を展開し、その解決を狙う。深紫外LEDの社会実装への課題は、現状LEDの価格が高く素子単価あたりの出力(mW/円)が低いことである。そのため、深紫外LEDの高出力化に向けた要素技術開発を行う。同時に、LEDメーカーなどと協力して同国での水質検査や水殺菌実証研究などの現地試験を行い、地域課題を把握する。また、同国の政府関係機関や水殺菌装置メーカーおよび代理店へのヒアリングを通して、現地ニーズを抽出する。これには王立プノンペン大学を窓口として、同国の政府関係機関、水道事業者、NPO法人などが参画する。以上の取り組みを通して、日本発の深紫外LED技術の水処理への応用を加速し、SDGsの安全な水を中心とする課題解決を支援する。
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研究領域 | 環境・エネルギー分野 |