肝線維化の進行度を判別する革新的な呼気診断法の開発
体系的番号 |
JPMJTM20E5 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20E5 |
研究代表者 |
山口 桃生 静岡県立大学, 薬学部, 助教
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 肝線維症患者の多くは、肝臓の再生能力の高さゆえ自覚症状が現れにくく、医療機関を受診するころには病状が進行していることが多い。しかし、肝線維化の治療法はもとより、非侵襲的かつ簡易的に診断する方法もない。そこで肝線維化を非侵襲的かつ簡易的に判別する方法の開発が求められている。静岡県立大学ではこれまでに、肝線維化モデルマウスにおける肝線維化の進行度を組織像と生体試料から判断できる技術、及び肝線維化モデルマウスにおいて肝線維化に伴い呼気に含まれる揮発性有機化合物の構成が変化することを示す研究成果を持つ。これらを基に、肝線維化の進行度を非侵襲的かつ簡易的に判断できる呼気診断法の開発を目指す。
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