体系的番号 |
JPMJTM20H6 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20H6 |
研究代表者 |
猪原 武士 佐世保工業高等専門学校, 電気電子工学科, 講師
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | 本研究は,ナノ秒パルスパワーを用いた化石燃料に依存しない新奇な水素製造システムを開発し,低環境負荷,かつ,持続可能なエネルギーシステムの構築に貢献する.研究代表者は,これまでにパルスパワー技術を用いた水素製造法の開発に取り組み,放電プラズマが水分子を直接解離させ水素を生成できることを明らかにしている.現状,水素生成エネルギー効率が水の電気分解法と比べ十分ではなく改良が必要である.本研究期間では,水素生成エネルギー効率20 kWh/N㎥を目標に,高い整合性を有するナノ秒パルス電源を開発し,電源および反応環境の2つの側面からナノ秒パルスパワーによる水素製造システムの実現の可能性について調査する.
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