体系的番号 |
JPMJTM20HF |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJTM20HF |
研究代表者 |
田附 常幸 熊本大学, 大学院先端科学研究部(工), 特任准教授
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研究期間 (年度) |
2020 – 2021
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概要 | バキュロウイルス発現系は広く利用されている組換えタンパク質発現系である。一般的なバキュロウイルスシステムは大腸菌や培養細胞内での組換えタンパク質発現バキュロウイルスDNAの構築を特徴とする。一方、本研究は試験管内での反応による組換えタンパク質バキュロウイルスDNAの迅速構築を目指す。申請者は産業利用目的のバキュロウイルスベクターや関連技術の開発の経験があり、この知見をもとに企業で迅速かつ低コストに組換えタンパク質を発現させるバキュロウイルスベクターシステムを実現する。新興感染症の発生時は迅速なタンパク質発現による医薬品等の開発、平時においては迅速なタンパク質受託発現などへの利用が期待される。
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