種々の迅速診断検査を含めた公衆衛生的介入が新型コロナウイルス感染症流行動態に与える影響の検証
体系的番号 |
JPMJJR2002 |
DOI |
https://doi.org/10.52926/JPMJJR2002 |
研究代表者 |
水本 憲治 京都大学, 大学院 総合生存学館, 特定助教
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研究期間 (年度) |
2020
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概要 | 現在、新型コロナウイルス感染症流行については、無症状感染者および軽症の有症状感染者の存在という感染症の特性ならびに検査体制の影響で、流行状況を正確に把握できていない。また、新規導入予定の各種迅速診断検査の精度(感度・特異度)も考慮していく必要がある。
本研究では、感染症の特性および検査の特性を考慮した新型コロナウイルス感染症の流行動態の把握、検査の特性・経済的コストを考慮に入れた健康被害を最小化する検査体系、社会経済活動を完全に停止しない規模の検疫・隔離、接触者調査などの在り方の提示を目的とする。
感染症の特性を踏まえた上で、検査の特性・経済的コストを考慮に入れた、健康被害を最小化する検査体系が明らかになり、他の公衆衛生的介入(検疫・隔離・自宅待機・接触者調査など)と合わせて実施した場合における流行伝播状況が予測可能となる。さらに、経済的なインパクトも加味した、社会経済活動を完全に停止しない対策の在り方の提示を目指す。
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研究領域 | 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連 |